٣١ يناير ٢٠٢٣
チャートは日足です。 今週は特に値動きには要注意なので、方向性もあてずっぽうのようなものになってしまうことをご了承ください。 今夜のロンドンフィキシングがどうなるのかも気になるところですが、それに関しては予想できるものではないので、今週のイベントについて考えていきます。 まず最も注目度が高いのは何といっても2月1日28時に発表されるFOMCです。 その中でも一番見ておかなければいけないのは、あと何回利上げするのか、金利政策はいつまで維持するのか(利下げ時期)です。 恐らく後者に関しては前回と同様インフレ率2%を維持できるまでと言ったアナウンスになりそうかと思うのでサプライズはないと見込んでおりますが、前者に関して市場コンセンサスとずれていた場合、ドルは大きく動く可能性があるので要注意です。 CMEのFedWatchツールによると今回と3月に0.25%を上げるところまではほぼ織り込まれていますが、その先は意見が分かれています。 5月のFOMC以降は金利政策が維持すると見ている割合が51.3%、5月も0.25%利上げすると見ている割合が40.8%となっています。 ということは、5月も利上げする(ターミナルレートが5%を超える)というようなニュアンスが伝われば、50%近くの人たちが利上げを織り込むことになるので、ドルは上昇することになります。 ですので、今回のFOMCではここがポイントになります。 ここからは私の予想なので話半分で捉えて頂ければと思いますが、現在アメリカの指標は特に雇用に関してはまだまだ強いです。 先日発表された第4四半期GDPも思ったより強い結果 先日ニック記者から出た記事でも平均賃金など労働市場がまだ強いので、インフレ率が再度上がるかもしれないといった内容だったと記憶しています。なので今回のFOMCもパウエルFRB議長は、明確なターミナルレートは提示はしないもののまだまだ景気は耐えているので上げられますよと言った強気なタカ派の姿勢なのではないかと考えています。 よってドル円は目先上昇方向を見ています。今晩のロンドンフィキシングはどう動くか予想く出来ないので、それ以降の動き次第では入ってみようかなと考えています。