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日経VI:低下、取引時間中は警戒感が継続

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比-1.41(低下率5.20%)の25.73と低下した。なお、高値は28.93、安値は24.89。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、外為市場で円安・ドル高方向への動きとなったことなどを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、FOMCは通過したが、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続。今日の日経VIは取引時間中は概ね昨日の水準を上回って推移。取引終了にかけて低下に転じた。

【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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