٨ مايو ٢٠٢٠
今回の記事では、5/2以降の動きを分析しつつ、本日(5/8)から5/10にかけてのポジションメイクについて解説していきたいと思います。 【ポジションメイクの方針】★大手取引所の売建玉が急増+MFIは買われすぎの水準。安易なロング(BTC買い)は禁物★ 以下、トレンド・出来高・建玉の3観点からポジションメイクの方針について解説していきます。 ①トレンド 直近の上昇基調から、価格は半減期に向けて右肩上がりのイメージがありますが、そうではないことが下図から読み取れます。 例えば4/30から5/6にかけて、相場は9,300ドルを頂点に、9,300(A点)→9,150(B点)→9,000(C点)の流れで高値が切り下がっていました。 しかし9,000ドルまで下がったあとに、一気にAC線上に突き抜けて、上昇トレンドを形成しています。(図中赤丸を起点に強気に転換) ②出来高 まず5/2から現在(5/8)にかけて価格・出来高は連動しており、右肩上がりを保っています。 直近まれに見る強気相場で、MFIにいたっては2019年6月以来の高水準(90%を優に超えている。買われすぎ)です。(その後13,000ドルの高値をつけて、一気に下落に転じていますが。) ③建玉 ②の通り、確かに出来高は増加していますが、同時に価格上昇の初期と比較し、売建玉(緑線)も積みあがっていることがわかります。 今後価格が上昇した際に、建玉が決済される→出来高増という形で現れますが、これはさらなる価格上昇にはつながらない(むしろ上値を抑える要因になる)と考えます。 ■各取引所の売建玉の増減(5/6~5/8) ・bitmex +30% ・coinbase +44% ・bitfinex -9% 以上①、②、③より、現時点でのトレンド追いは危険。10,000ドル前後の水準で、しばらく様子見。 と判断します。