١٤ يوليو ٢٠٢١
ユーロドル 1.1778 下落 (4時間足)↓ 予想レンジ 1.1720~1.1800 前日の概要 NYダウは+126円高、日経平均株価は+149円高の28718円と上昇しました。 ドル円は+30銭ほど上昇、クロス円はやや売りに押されています。 前日の結果 ・ダウ平均 34888.79(-107.39 -0.31%) ・日経平均 28510.00(-145.00 -0.51%) ・NY金先物 1809.90(+4.00 +0.22%) ・NY原油先物 75.25(+1.15 +1.55%) 経済指標 ★★★ 21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回:0.6% 予想:0.5% 結果:0.9% ★★★ 21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回:5.0% 予想:4.9% 結果:5.4% ★★★ 21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回:0.7% 予想:0.4% 結果:0.9% ★★★ 21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回:3.8% 予想:4.0% 結果:4.5% 本日のFX戦略 ★━ ポイント ━━━━━━━━━━━ △強気材料:良好な米インフレ指標 ▽弱気材料:米国株の下落 ◆ドル円は+30銭ほど上昇 ◆クロス円は小幅に売られる ◆米10年債利回りは1.412%へ上昇 ◆ドルストレートは全体的に下落 ◆米国株は小幅安 ◆欧州株は小幅に上昇 ◆原油は1.5%高で75ドル台乗せ ◆金は+4ドル高 ◆21時30分に米6月PPIが発表 ◆翌1時にパウエルFRB議長の発言 ◆翌早朝3時にベージュブックが公表 ◆日経平均先物は-167円安の28550円 ☆ドル高の地合いと予想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米国株は小幅に下落 昨晩のNYダウは売りに押され、-107円安と反落しました。 昨日から本格化した米主要企業決算発表ですが、JPモルガンチェースとゴールドマンサックスは予想を上回ったものの、寄り天気味でいずれも-1%超の下落。 ナスダックは、中盤にプラスへ転じる場面もありましたが、後半にかけ失速し小幅安。 いずれも史上最高値付近にあり、多少の調整は仕方がないと思われます。 決算期間のため、しばらくは個別銘柄主導での動きとなるでしょう。 米主要企業決算発表予定 7/14(水) バンクオブアメリカ ウェルズファーゴ シティグループ 7/15(木) ユナイテッドヘルスグループ モルガンスタンレー アルコア 米インフレ指標を受けドル高に 昨晩発表された米6月CPIは、予想を大きく上回っていました。 結果を受けドルにまとまった買いが入り、ドル円はNY時間中も上値追い、現在110.65円まで買われています。 米10年債利回りも1.412%と、ようやく上昇し始めました。 対照的にドル以外は全て下落、クロス円は小幅安程度ですが、ドルストレートへの売りが強まってきています。 原油高で資源国通貨は比較的強いと思われますが、ユーロやポンドはドル買いに押され下値模索となるでしょう。 商品相場は上昇 金は+4ドル高と小幅に上昇、ドル買いに上値を抑えられました。 1800ドル台を維持しているものの、米利回りの上昇が続けば再び割れると見ています。 原油は+1.5%高で75ドル台乗せ、直近の売りは一服し再び買いが入ってきました。 引き続き、経済回復や原油在庫など需要の増減に注目。毎年、今月あたりまで需要は旺盛ですが、その反動が8月に出る年もあります。 ドル円 注文状況 日経平均先物は、時間外で-167円安の28550円と反落しました。 欧米株はまちまちの動き、ドル円は上昇しているものの、インフレ懸念で株式市場にとっては売り材料であるため、日本株も売りに押されると予想します。 ただ、急速なドル高でなければ株式市場への影響は限定的なので、現時点で不安材料にはならないと見ています。 ドル円の下値は110.20円や110.10円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文がたまっています。 経済指標 ★★★ 21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPI)(前月比) 前回:0.8% 予想:0.5% ★★★ 21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 前回:6.6% 予想:6.7% ★★★ 21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) 前回:0.7% 予想:0.4% ★★★ 21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回:4.8% 予想:5.1% ★★★★★ 25:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 ★★★★★ 27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)