١١ سبتمبر ٢٠١٩
日経平均 週足 トレーダーは利益を上げるためにトレードします。 利益を上げるためには、相場という「上がるか下がるか」という2分の1の確率を当てなければいけません。 そのために、多くのトレーダーが上がるか下がるかを予想、予測します。 初心者の方も、「相場に絶対は無い」ということを理解はしていても、絶対に近い確率で当たる銘柄があると信じている方が多いように感じます。 はっきりと申し上げると、相場に絶対は無く、絶対に近いこともありません。 上がるか下がるかの確率は2分の1ですので、50%が基本です。2回すれば1回は負ける確率です。 上がるか下がるかは結果論であって、上がるか下がるかを予想、予測すればするほど、相場観が固まってしまう傾向があります。 縦横無尽に対応できるトレーダーはOKですが、残念ながら多くのトレーダーは上がる、下がると信じてエントリーするので、ロスカットが遅くなってしまいます。 上がるか下がるかを予想、予測するのではなく、「動くか動かないか」が大事なのです。 もう少しかみ砕くと、トレンド相場となるのか、それともトレンド相場が終わり中間波動となるのかを見極めることが大事なのです。 上記の日経225を見ても、第1ステージの上昇期が続くトレンド相場とステージが細かく変化する中間波動とに分かれています。 チャートを見れば一目瞭然ですが、トレンド相場では大きな利益を獲りやすく、 中間波動では大きな利益を獲り難いということは、皆さんご理解頂けると思います。 であれば、中間波動が終わってトレンド相場が始まるところを狙うのが、トレンド相場で利益を上げる上では理にかなっていることが分かります。 そのときに、トレンド相場が終わって中間波動となる時と、もう一つ理解しなければいけないのは、最後はトレンドが転換するということです。 つまり、中間波動かトレンド転換かも見極める必要があります。 この違いは一方は上に、もう一つは下ですので、見極めが違えば天国と地獄くらいの差となります。 ですから、上がるか下がるかに拘るのではなく、動くか動かないかを見て、動き出したところを狙っていくのです。 中間波動であればトレンド継続ですのでその流れについていく、トレンド転換であれば、それもついていく。 そのヒントを探すためにまずはトレンドラインを引くのです。 そして、移動平均線大循環分析のステージの変化と照らし合わせていきながら、50%の確率を55%、60%の確率へと上げていくのです。 動き出した相場の流れについていくことが大事であり、動き出しそうな気配をどう感じるかが大事なのです。 皆さん、中間波動を極めていくことでトレンド相場に繋がるところを狙い打ちしていきましょう。 ちなみに、日経225の現在は青い2本のトレンドラインの中で推移しています。 トライアングルのようにも見えますね。 上下どちらに抜けるか分かりませんが、流れについていくようにしましょう。 トレンドラインを超えたり割ったりするのが、ヒントの一つになりますので注目しましょう。