ナスダック100先物、新高値更新後は利益確定売りとの攻防

今週の振り返り

PCE後の今週は金利低下に伴い、月曜日から水曜日まで順調に伸ばし、5月23日の高値を上抜けた。さすがに水曜日は私が見ている特殊なボリンジャーでは+2σに差し掛かり、利益確定売りとの攻防で上値が重くなったようだ。

金曜日は雇用統計が上振れたため、陰線となったが小さな下落にとどまっている。水曜日に長い陽線で上昇したため、短期的には上値が重くなったが、上昇トレンドが崩れてるわけではない。

次週のCPI・FOMCの結果次第では下押しする場面もあるかもしれないが、崩れない限りは短期的には上昇トレンドに戻っていくのではないだろうか。小波を挟みながら高値超えしていくことに期待したい。目下はFOMC後、ハト寄りな市場がそのまま行くのか、Fedと足並み揃えるのか値動きに注目。

次週のシナリオ
①上昇する場合

高値19,121を上抜ければ、前回と変わらず19,200が次のターゲット。

②下落する場合

21日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、短期フィボナッチ38.2% 18,300がサポートラインだろうか。5月31日の安値を下回らない限り、特に問題ないレベルの下押しだろう。
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