0 احصل على هذا الرسم احصل على هذا الرسم 【今週の結果(週足)】 (1)ドル円は経済指標の乏しさから短めの陰線で確定。また140円近辺にオプションもあり、レンジトレード的な側面も出た。 (2)米国債は水曜のカナダ中銀行の緊急利上げの警戒感から10年債の利回りが上がる状況があったものの週レベルではどちらも短めの陽線で確定した。 (3)ドルストレートは全体として陽線で引けている。しかし、火曜・水曜それぞれに発表された豪準備銀行・カナダ銀行の利上げの影響から豪ドルは大きめの陽線で確定。しかし、カナダドルは続伸せず週足レベルではそこまで大きな陽線ではなかった。そのほか、ポンドは自国通貨高の影響か大きめの陽線で確定。 (4)クロス円は陽線で確定。未だに円安と市場では考えられている。そのような中ユーロはピンバーの陰線で確定。ユーロ安影響か。次の日銀会合は16日(金)。 (5)株 米株(S&P)は短めの陽線で確定。しかし、長期的に重要な水平線の4300に到達しており反発の予兆があるもののBBの2σにタッチしながらスラストアップのプライスアクションを示しているため、米株市場では強気のスタンスが見て取れる。 日株(JPN225)の週足は9週連続で上昇。水曜には大きめの陰線を示していたが持ち直し週足で陽線で引けた。日株の強さが感じ取れる。 (6)原油は中程度の陰線で確定。節目の70に到達し割れれば65まで節目がない。米の利下げの思惑の影響で需要の低下がある。サウジアラビアの減産の影響で週初めは窓を開け上昇したが、週全体でみると大きく下げた。 (7)金は短めの陽線で確定。日単位でもどっちつかずの方向感なので材料難の週であった。 【来週の見通し】 来週はイベント盛りだくさんの週。火に米CPI、木にFOMC、EU政策金利、金に日金融政策発表、EU 消費者物価発表。しかし、FOMCは据え置きの予想が濃厚で市場でも7割の予想で据え置きとみている。この週で各国が現状の状況をどのように考えているのかがわかるため、先走りせず各通貨の状況を見定めたのち、入っていくことが重要。決して先走りしないこと。逆行されると大きく損をしてしまう週である。
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