٢١ أكتوبر ٢٠٢٣
【 EBBX概要 】 EBBXでは、指数重みボリンジャーバンド(EBB)の±1σ、±2σが灰色で描かれ、EBBの0σと指数重み1次近似による推定値(e1p)のあいだに色が塗られています。その色分けは0σとe1pの上下関係とe1pが上昇中かどうかにより、赤(上昇トレンド)、青(下降トレンド)、灰(レンジ)です。 EBBXの基本パラメータτは、指数重みの重心です。 上のチャート右下には、τが1M(1ヶ月)で、barの数に換算して252本、続いてσの値幅が2.526円であることが表示されています。 EBBXの性質です。(0σは指数重み0次推定値なのでe0pとも呼んでます。) 1. e1p-e0pは近似直線の傾き(τあたりの値幅) 2. (e1p-e0p)/σは時間とpriceの相関係数 3. priceが+1σ超なら、σ(分散)増加 4. priceがe1p超なら、e1p-e0p(傾き)増加 5. priceが(e0p+e1p)/2超なら、e1p(1次推定値)増加 6. priceがe0p超なら、e0p(0次推定値)増加【 上チャートの分析 τ=1M(1ヶ月)】 ・この3τ弱、帯の赤が継続。買い ・この2τ、e1p近辺ではあるが、直近0.7τほどe1pを下回っていることが多い。超えられないとジリ貧。警戒しながらの買い ・(e0p+e1p)/2(≒149.0)を明らかに割り込むと帯の色が灰色になります【 下チャートの分析 τ=1W(1週間)】 ・この12τのあいだ、帯は赤と灰で赤が多い ・直近1τ、下髭を含めても狭いレンジ、含めないと更に狭い。ほとんどずっとe1pと+1σのあいだ ・この14τのあいだ、下値も上値も切り上げと言いたいが、直近2.6τほど上値切り上げなし ・τのあいだに2σの逆行が普通にある。1.0(≒0.485*2)円くらいの逆行があっても余裕で耐える必要がある ・日内の細かい変動は0.3σ以下から1σまで色々 (過去も参照できるように細かいチャートにしましたが、拡大したほうが見やすいと思います。)【 USDJPYの来週の方針 】 基本的にτ=1Wの±1σのあいだのレンジを想定して買いで参入です。 レンジっぽいから様子見もあり、と書こうかとも思ったのですが、 いつも通りの書き方のままで、あまり動かなければ、少し買って様子見になります。 ・-1σ(149.0)まではレンジ相場を狙い、反発を待ってから買い ・-1σより下では買い増しなし ・上昇0.5σ(0.24円≒0.485/2)で1/3清算(-0.5σで買ったポジションでも、一度-1.5σになったら-1σで清算) ・-2σ(148.5)で損切 ・1τのあいだ0σ(149.5)を割らなければ上昇トレンド入りを意識する