٣ ديسمبر ٢٠١٩
ZigZagストラテジーは初めて挑戦したロジックで、 確認したい(検証したい)ことが尽きません。 ロジックの精査に満足したところで 自動売買の実装に取り掛かろうと思いますが、 もうちょっと時間がかかそうです。 さて。 今日は、 「足種をなぜ5分足にしようと考えたのか」 について、少しだけ書いてみようと思います。 まず、私は、裁量トレードも自動売買も、 どちらも良いものであると考えているタイプの人間です。 どちらも、ちゃんと利益を出している人がいますし、 得意な方をそれなりに取り組めば成果が出ると考えています。 で、この2つのトレード方法ですが、 私の中での位置づけは、ざっくり次のような感じです。 < 裁量トレード > 1.チャートは芸術 2.図で判断する能力はPCに負けない 3.チャートを総合的に判断する能力はPCに負けない 4.②③により、優位性を捉える能力はPCよりも高い < 自動売買 > 1.数字を扱うのが得意(記録も得意) 2.簡単な計算を高回転で行なう 3.ミリ秒単位の判断もできる 4.監視は必要だけど一度プログラムを組んでしまえばトレードの工数が少なくて済む 人間は優位性を捉える能力が非常に高いと思います。 とくにRR比を伸ばすような優位性です。 これは人間の総合判断の為せる技だと思っています。 一方で、PCは繰り返すことが得意です。 頑張ればミリ秒単位の判断もできます。 これは取引回数を増やすのに最適です。 収益は、「期待値(優位性)✕ 取引回数」ですから、 人間もPCも、それぞれ得意な土俵で勝負すれば良いんですね。 という長い前置きの上で、 私が "自動売買+5分足" にしたのは、 個人的な話で「少し時間を作りたかったから」です。 仕事とか、勉強とか、仕事とか、インプットに、アウトプットに、 ちょっと裁量トレードの時間を削りたくなったんですね。それで自動売買。 そして、前述の通りなんですけど、 自動売買をするなら "取引回数が多い方が有利" なんです。 その取引回数を増やすのには、 足種を短くしていくのが一番なんですね。 でも、 ここでちょっとだけ注意が必要です。 足種は短くすれば良いっていうものでもなくて、 短くすればするほど別の問題が出てきます。 1.高回転の自動売買には計算や通信のスペックが求められる 2.足種が短いほど1トレードのリターンが少なくなりコスト(スプレッド)が重くなる 3.取引回数の分、コストが積み上がる 4.スリッページの影響が強くなる 例えば、こんな問題があります。 このあたりを踏まえて、 「1分足は厳しいな~」というのが正直なところで、 だから5分足での開発にしようと考えたわけですね。 5分足のトレードなら、 1.売買判断にかかる時間が1秒→10秒になっても、大きな問題はない(サーバーやPCのスペックにお金をかけたくない) 2.コストのペイもさほど難しくなさそう(検証が必要) こんな感じなんじゃないかなと判断したわけです。 実は、すでに4時間足のロジックをひとつ回しているのですが、 取引回数がすこし物足りなかったというのもあったりします。 「ZigZagストラテジーを5分足で開発しよう!」 と思い立ったのには、 こんな感じの思考がありました。