١٠ ديسمبر ٢٠٢٣
ドル円は先週木曜に大きく下落し、日足実体でも安値を更新。 今年春から続いていた上昇トレンドラインをブレイク後、一時は5円以上円高へと下げ幅を拡大し、日足の200日移動平均線やフィボナッチラインの0.618を割り急落しました。 翌日金曜日も大きく乱高下しながら145円まで値を戻し、週末は144.983で終値を付けました。 植田日銀総裁の「チャレンジング発言」 等が市場を煽ったのか、理由は一つでは無い のではっきりとは分かりませんでしたが、ドル円相場に予想を超える様な急展開を見せました。 12/4~のドル円展望の記事を書いたときから急落が発生す直前までは、私はまだドル円の方向感をハッキリと断言することは出来ていませんでしたが、今件で、ダウ理論的には日足~4時間足チャートで下目線 となった状況です。 大きな乱高下の最中、木曜に底値を付けた後は日足の200日移動平均線を背にして、反転から短期足の1時間足で高安を切り上げる上昇転換のチャートパターンを形成しています。 この後どう展開していくかのシナリオは各時間軸におけるテクニカル的なレジサポ帯からの反応を見て都度判断していく必要があるのですが、ひとまず現状ではボラが拡大している状況を鑑みて、短期トレードをメインに細かくデイトレしていきながらも、最終的な大局の流れ(上位足のトレンド)に対して順張りのスイングポジションを構築していきたい考えではあります。 ※先週時点でのドル円の状況判断としては、各時間軸毎のチャートを参照しながら説明すると… ・週足: 上目線 (フィボナッチ0.382(142.479)ラインまで交差し反発、下髭が長い陰線で確定。) ・日足: 下目線 (先週木曜から下降トレンド入り、日足200MAからの反発中。ローソク足実体レベルではフィボナッチ0.618(142.844)をまだ割っていないので、テクニカル的な押し目からの反発上昇で始まったばかりの下降トレンドが今後すぐ終了する可能性も有ると見ている。) ・4時間足: 下目線 (下降トレンド継続中。下降チャネルのレンジすら下抜けする勢いがあったが、現在はチャネル内迄戻している。上昇の勢いで戻り高値147.500を上抜けたらそのトレンドは終了) ・1時間足: 上目線 (右上がりのダブルボトム形成後、1時間足レベルの上昇トレンドラインが引けており、まだトレンド転換直後では有るが、直ぐ真上に位置する次の高値が並んだライン145.2付近(フィボナッチ0.618付近)を上抜けるともう一段上まで上昇の見込み。146~7円台までの上昇見込み。) と、以上の様に私は考えています。 各時間軸ではそれぞれの方向感はしっかり出てはいるが、同時にすべては一致していない為、超長期と長期や中期と短期で見た場合の目線が固定できない状況下にありますよね?まぁ変動はしているのが常では有るんですけどね。 なので今週以降の戦略としては、大局を大きく分けて「上と下の2つ」のシナリオがあります。 その中で各時間軸毎にやることは違いますが、 ①序盤からは1時間足の上昇目線が終了するのを待つ間は短期でデイトレロングを遂行。 ②1時間足が下降転換したら下目線である上位足の(4時間足~日足)の流れに順張りでショートエントリーできそうになる場面を待つ。 ③日足以下の時間軸で見た場合のデイトレ及び安値更新続落を狙ったスイングのショートを打つ。 という流れになっていくシナリオが下目線シナリオで。。。 今度は更に週足レベルまで時間軸を上げてみていくとすると、 ①1時間足WB形成時にロングエントリー(ここ迄は先週すでにエントリー済み) ②ここからが今週からの戦略ですが、まだ1時間足レベルで見れば上昇転換直後である為、短期は細かく利確していきながら、今後もまだ安値を切り下げない限りは押し目があれば短期デイトレ及びあわよくばスイング玉として残せるようにそれぞれポジショニングしていき、更に上昇後4時間足や日足レベルの戻り高値ラインを上抜けて、現在の下降転換が否定されて反転上昇していく事を想定しながらトレードするというもの。 私が先週末に先に考え出して、現在実行中の方のシナリオが後者になります。 私はどちらも有ると思っているので、これをご覧になった皆様方は各自どちら目線でいくのか、どう立ち回るかを自分に合うやり方で考えて参考にしていただければ良いかと思います。 では今年も残すところ3週となりました。年末なので現在通算で勝っている人は勝ち越したいと思うので無理は禁物ですが、もしやる余裕があるのなら頑張ってこの大波に乗りたいですね! 私も頑張って乗っていきたいと思います! では、参考になったらここでのブーストなんかも是非もよろしくお願いします!!