٣٠ سبتمبر ٢٠٢٣
【 EBBX概要 】 EBBXでは、指数重みボリンジャーバンド(EBB)の±1σ、±2σが灰色で描かれ、EBBの0σと指数重み1次近似による推定値(e1p)のあいだに色が塗られています。その色分けは0σとe1pの上下関係とe1pが上昇中かどうかにより、赤(上昇トレンド)、青(下降トレンド)、灰(レンジ)です。 EBBXの基本パラメータτは、指数重みの重心です。 上のチャート右下には、τが1M(1ヶ月)で、barの数に換算して252本、続いてσの値幅が2.848円であることが表示されています。 EBBXの性質です。(0σは指数重み0次推定値なのでe0pとも呼んでます。) 1. e1p-e0pは近似直線の傾き(τあたりの値幅) 2. (e1p-e0p)/σは時間とpriceの相関係数 3. priceが+1σ超なら、σ(分散)増加 4. priceがe1p超なら、e1p-e0p(傾き)増加 5. priceが(e0p+e1p)/2超なら、e1p(1次推定値)増加 6. priceがe0p超なら、e0p(0次推定値)増加【 上チャートの分析 τ=1M(1ヶ月)】 ・この2τ、帯の赤が継続。買い ・この2τ、e1pの周辺を安定的に推移。買い ・(e0p+e1p)/2(≒147.6)を明らかに割り込むと帯の色が灰色になります ・e0p(≒146.4)を割り込むと帯の色が青になります【 下チャートの分析 τ=1W(1週間)】 ・この4τのあいだ、帯は赤と灰で赤が多い。レンジ感の少しある買い ・この11τのあいだ、下値も上値も切り上げ ・τのあいだに2σの逆行が普通にある。1.7(≒0.874*2)円くらいの逆行があっても余裕で耐える必要がある ・日内の細かい変動は0.5σ以下から1.5σまで色々 (過去も参照できるように細かいチャートにしましたが、拡大したほうが見やすいと思います。)【 USDJPYの来週の方針 】 基本的に、今週も機能した「0σまで押し目買い」を継続します。 それ以下になったら防御的にします。 ・0σ(148.6)までは上昇トレンド継続を狙い、押し目買い ・-1σ(147.7)まではレンジ相場を狙い、反発を待ってから買い ・利益0.5σ(0.44円≒0.874/2)で1/3利確し、下がったらまた買い ・9/22安値より安く(147.3)なったら損切 このσはτ=1Wの値です。