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日経VI:低下、取引時間中は警戒感継続

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比-1.61(低下率6.03%)の25.09と低下した。なお、高値は33.01、安値は25.09。今日の東京市場は売り買いが交錯して始まり、日経225先物は朝方は前日終値をはさんだ小動きだったが、その後は下値の堅い動きとなった。こうした中、市場では引き続き中東の地政学リスクが懸念され、また、米国で今晩に発表される9月の米雇用統計への警戒感もあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続。日経VIは取引時間中は昨日の水準を大きく上回って推移する時間が長かった。取引終了時に低下に転じた。

【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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