ボウマン米連邦準備制度理事会（FRB）総裁は、米国の銀行部門に必要なのはより良い規制であり、融資や競争を阻害しかねない自己資本規制の強化ではないと述べた。 ボウマン総裁はまた、最近の銀行破綻に関する独立した検証の必要性を改めて強調した。 審査官が重要な問題を特定し、早急な是正を求めるための適切なツールとサポートを持っているかどうかを検討する必要がある、と彼女は述べ、資本規制の強化は規制の有効性に関する根本的な懸念に対処するものではないと付け加えた。 米連邦準備制度理事会（FRB）のジェローム・パウエル議長は議会で、米国の大手銀行数行は、積み立てなければならない自己資本規制が約20％引き上げられる可能性があると述べた。 この変更は、2008年の金融危機を受けて10年以上前に始まった国際的な資本規制改革の一環である。 いくつかのアメリカの銀行が破綻したことで、この改革は今年の最優先課題となっている。 ボウマンは、最近の米銀破綻を調査する独立した第三者機関の設置を改めて求め、FRBがこうした問題を調査するための内部措置を批判した。