S&P500先物、リバウンドで12月11日高値まで戻し

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今週の振り返り

今週は先週のリバウンドを受け継ぎ、安値・高値の両方を切り上げる上昇だった。

先週末時点の上昇シナリオには「 次は最高値7,011.75の再チャレンジが視野に入る。12月11日は最高値を狙う動きだったが失速して下落となっていたので、今回再チャレンジとなる可能性がある」と書いた。結果としては、高値は6,988まで伸ばしたが、12月11日高値をほんのわずかに上回ったところで止まっている。最高値更新は未達である。

12月24日(水)と12月26日(金)で横ばいとなっているが、ボリンジャーバンド(私の特殊設定・チャート外)を確認すると、+2σにタッチしていたので短い時間軸では上値が抑えられただけに見える。

今週は下がった分を戻しただけであるが、今回も75日出来高加重移動平均線でサポートされているのは上昇トレンドが続いている良い示唆となったかもしれない。VWAP付近で推移し、RVWAPを上回ってることから、こちらも短期でも上昇トレンド継続を示唆する。トレンド構造は良い波が続いている。

右側の価格別出来高プロファイルを見ても、6,900前後で大きめの山があり厚い出来高帯を形成している。このあたりを維持できるとより上昇トレンドの確度が高まるのだろう。

一方で年末シーズンで出来高は薄く、流動性が低下中の上昇には裏付けが弱い。次週も薄商いなのでポジション縮小が無難で新規エントリーより観察優先となる。年始以降に方向感がでてくるので、その値動きを見定めたほうがいいだろう。NAAIMを見る限りは機関投資家はポジションをすでに張ってる状態なので、大きな上昇を見込むよりは利確をこなしながらの推移も想定される。

薄商いの次週は6,900~7,000前後のレンジで年末消化がメインシナリオと見込む。鬼の居ぬ間に高値更新を試す動きもなくはないが、薄商いでの上昇は年始の機関投資家の本格参入後に否定されるケースもあるため、確度は低そうか。

次週のシナリオ
①上昇する場合

12月11日高値を上回って上昇継続の動きとなれば、すぐ上の高値7,011.75の再チャレンジとなる。

次の目標地点はエリオット推進波の300%ライン7,073.75となるが来年かな。

②下落する場合

RVWAPを下抜けて下落する場合は、再び75日出来高加重移動平均線でサポートテストだろう。

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