はたして金利のチャートに波動の分析が適合するのかどうか、分かりかねますが遊びでやってみると、全ての諸悪の根源、コロナパンデミック発生の2020年3月〜現在までの波動として、
波動ルールに従って波形を観測すると、とても綺麗なインパルスの5波動構成となる。
しかも、その上昇波動は綺麗にチャネルに収まっている。
ここまで綺麗で単純明解なインパルスも色々やってみてあまりないのですが、これが正しいなら、
2023年10月23日にインパルス推進波の第五波をつけて一旦の上昇のピークと見ることができます。
それ以降、修正波のA - B波のなかで進行中と見れます。
波形の形状からB波がチャネルラインを割らなければ、もう少し上昇期間があり、その後、いよいよ修正波のC波(下落)でチャネルをブレイクしていき金利も低下方向へ向かうのではないかと推測出来ます。カナダ、ユーロ、スイスなどは利下げのフェーズに入ったので米国もそろそろとなると、チャートと合わせてテクニカル的に、ファンダ的にも優位性がありますね。
4年以上に渡る高金利期間がこれにて終了となるのか、はたまた、修正波を挟んで更なる上昇となるのかは分かりませんが、とりあえずはしばらくの間落ち着くのではないかと見ることができます。
グレーのラインチャートで米国債2年利回りも表示してありますが、逆イールドの期間もおおよそ2年となり、歴史的にもかなり長期に渡る逆イールド発生となってます。
深い逆イールドの影響が致命的なリセッションにならないことを願うばかりです。