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ドル円:先週のドル円相場の雰囲気を振り返る

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FX:USDJPY   دولار أمريكي / ين ياباني
先週のドル円を振り返る
・イラン核合意離脱でもリスクオフになる動きがみられなかったため、政治関係が相場を動かしている雰囲気ではなさそう
・4月中旬から続いている米10年債利回りがドル円相場を動かしているテーマかと…
・米10年債利回りは中長期的には上昇トレンド
・上3.10~3.15%、下2.80~2.85%付近まで動いたら注意



   雇用統計が明けた週初めはあまり値動きがなかったように思いました。おおむね108.8~109.4円の狭いレンジという感じでした。

   トランプ大統領がイラン核合意を離脱したことで相場が荒れましたが、雇用統計時の安値(108.64円)を更新することができず、リスクオフになる動きは見られなかったことから、政治関係が相場を動かしている雰囲気ではなさそうに思いました。

   翌日の東京時間でドル円が急騰。それまでのレンジを上抜け109円後半まで動きました。その時にでたニュースが「リクルート社が米グラスドア社を12億ドルで買収と発表」でした。自分は、このニュースが相場を大きく動かすようには思えず、上昇したくても抑えられていたドル円を動機づける単なるきっかけだったのかもしれません。そう考えると、このニュースで相場の流れが変わったとは考えることができず、相場のテーマは変わっていないのでは?と考えています。

   5月2日以来となる110円乗せですが、その後の米消費者物価指数の結果で急落。とはいえ、イラン核合意離脱発表時の安値(108.82円)や雇用統計時の安値(108.64円)を目指すような動きでもなかったことから、単なる調整の感じにも見えます。




   自分が考えている相場のテーマは、4月中旬付近から「米10年債利回り」だと思っています。よって、米10年債利回りによってドル円の動きが左右されると考えられます。もともと「米10年債利回り」はドル円の動かす大きな要因の一つではありますが、最近は特に敏感になっていると思います。



米10年債利回り(日足)



米10年債利回り


   日足から見ると、米10年債利回りはオレンジのチャネルで推移しているように見えます。中長期的な上昇トレンドだと考えています。このチャネルを逸脱したときの反応はドル円相場にも影響があると思いますので注意が必要だと思います。上は3.10~3.15%付近、下は2.80~2.85%付近に注意です。この角度の上昇から、3.15%を大きく上抜けるには相当なニュースが必要になると思います。なので、下抜けた時に注意が必要なのでは?と思います。

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